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ラストレター(手紙)じゃなく今伝えよう

ちなみん

いま、大切な人に想いを伝えていますか?

「もし明日、突然会えなくなったら——」
そう考えたことはありますか?

“ラストレター”が流行っていると聴きました。
亡くなった後に残す手紙のことです。
けれど私は思います。手紙を残すのではなく、今、言葉で伝えることが大切なのではないかと。

「死ぬんだ」と思った、手術室の天井

次女の帝王切開手術の2日後のことでした。
突然の大量出血。緊急で再度、開腹手術が決定。

家族にろくに連絡もとれない状態で手術室へ運ばれる途中、見上げた白い天井。
その時、私の心に浮かんだのは「これで私の人生終わり。死ぬんだ…」「2人目出産出来たけどちゃんと会えていない。1週間後に会いに来てくれるって約束した4歳の長女に会えないまま死ぬ…最低な母親…ごめんね…」

そして麻酔から目覚めて、
「……あれ? 生きてる???」と驚き、信じられなかった。
入院で寂しい想いをさせている長女に、また生きて会える!
そのことが、心の底からうれしかったです。

「あの時、伝えたかった」では遅いかもしれない

私の父は、ある日突然、川で命を落としました。
警察からの連絡を受けて、現実感のないまま対応に追われました。
生きていた昨日が、急にもう戻らない今日になる。
そんな日が、人生には突然やってきます。

銀行勤務時代にも、社員の人数が多かったこともあり、身近な先輩や上司の死に何度か立ち会いました。

今、生きているからこそ、できることがある

私は、伝えたいと思ったことはできるだけ「今」伝えるようにしています。

子どもたちに「大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」「ままが死んだら棺桶にはこれを入れて」「お葬式にお金はかけなくていい。生きてる今一緒に食事に行こう」「ままが死んでもおにぎりでいいからとにかく食べなさい身体が資本!」とか。とにかく細かく色々。

素敵な方がいれば「ありがとう」「救われました」「出会えてよかった」も普通に思うし言います。

特別な言葉じゃなくていい。
気取った文章じゃなくていい。

リアクションひとつでもいい。
“今、生きているこの瞬間”に、あなたの言葉で伝えてみてほしい。

今日が最後の日でも後悔しない生き方を

「ラストレターではなく、今伝えよう」
亡くなってから想いを伝えるのではなく、
今、生きているあなたの声で、あなたの言葉で、大切な人へ。

明日じゃなくて、今日。
思いついたそのときが、ベストなタイミングです。

最後に

私が生きていられるのは、ただ運がよかっただけかもしれません。(小さな娘達残して死んでる場合じゃない!って神様が生かしてくれたのかな…。)


けれど、麻酔から覚め天井を見た一瞬で、人生の優先順位が変わりました。
そして今、誰にどんな言葉をかけるかが、人生そのものの「質」になると強く感じています。

どうかあなたも、

「生きている今を今まで以上に大切に」

心から大切な人には
「今、自分の口で直接伝える」ことを、少し意識してみてください。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

どうしても伝えたかったことなので、拙い文章ではありますが、これからのみなさんの人生が

「お金に困らず自由に!」

だけでなく、より尊くより輝かしいものになれば幸いです😊🍀

「命…生かされている意味を考え続けること」だと思っています。

ABOUT ME
ちなみん
ちなみん
ワンオペ&行政書士補助者
静岡県在住。 自身の経験から多難人生を乗り切るコツを皆様にお届けすべく、1人で小2中1姉妹を育てながら日々奮闘中です。 元銀行員・保育士・ファミサポまかせて会員 趣味は子どもたちと色々経験すること! FPを学び直し家計管理も得意です。 「一度きりの自分の人生幸せに生きる!!」をモットーに発信中です!
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